成人年齢が18歳に引き下げられることでおこる変化は?
2022年4月1日から、これまで20歳だった成人年齢が18歳に引き下げられました。
これは約140年ぶりの成年の定義の見直しなんだそうです。
成年年齢の引き下げでなにがかわるのか?
これまで親の同意が必要だったこと、例えば携帯電話や一人暮らしの部屋の契約などを自分でできるようになります。
また、公認会計士や司法書士などの国家資格にチェレンジできたり、自分の力でできることが増えそうですね。でも、これまでと変わらないことも多いです。飲酒や喫煙などは、これまでと変わらず20歳を過ぎてからです。
茨城県日立市における「二十歳(はたち)の祝」について
さて、ここで気になる成人式について、成人式の時期やあり方に関しては各自治体の判断に任されているそうです。
日立市では、成年年齢引下げ施行後、はじめてとなる2022年度(2023年1月8日実施予定)は、従来の「成人祝」から「二十歳(はたち)の祝」へ名称を変更して行われる予定です。平成14年4月2日から平成15年4月1日までの生年月日の方が対象です。
お店でも、二十歳の祝の式典に向けて、たくさんのお客様がお振袖のご準備をなさっています。華やかなお振袖で、式典に参加する方々を思うと、心が弾みます。コロナ禍で実施されないこともあったのでなおさらです。少しづつですが、日常が戻りつつあることがうれしいです。
二十歳の祝で着るお振袖は、日本舞踊や茶道などの、特別な習い事がなければ、七五三以来のお着物になる方も多いのではないでしょうか?
今では特別な場面で着ることが多くなってしまったお着物ですが、数十年前までは、日常的に着用されていたものです。お祝いのような華やかな場面、普段着、そしてお悔やみの時も、あらゆるシーンに対応するお着物があります。女性も男性も、様々にお着物を着こなしていました。
二十歳の祝で着るお振袖が、少しでも日本の着物文化に興味をもっていただく機会になれば嬉しいです。そして、ぜひ日常に少しお着物を取り入れてみてください。
※参照 政府広報オンライン、日立市教育委員会ホームページ