こんにちは、茨城県日立市の着物・振袖専門店「カメブ呉服店」です。
本日は、9月の展示会についてのご紹介です。
博多織 織信 〈堤 信治〉先生ご来場
福岡県博多市を中心に織られている博多織の代表は献上で、江戸時代に藩主が幕府への献上品として用いたことからの呼称です
6千~7千本の細い経糸を使って模様を織りだし、緯糸が通常より太いのも特徴の1つです
柄は縞や格子、法具を図案化した独鈷、花皿(花籠)などの伝統的な文様のほか、意匠化した文様を取り入れたものもあります
かたい地風の単帯は、袷にも単衣にも締められ重宝します
去る9月6日(金)~8日(日)の3日間
博多織 織信から堤 信治先生にご来場いただき、展示会を行いました
織信は従来の博多織のみならず、新しい作風にも取り組んでいる工房です
堤先生から、直接、伝統的な文様と新しいデザインについてお話を伺うことができました
伝統的な博多献上に型染めを施したり、現在の日常に身近なものを帯にデザインしたりと新しい取り組み満載でとても目新しいです
もちろん、伝統的で定番の品々も取り揃えていただき、かつて裃の文様であった柄のご説明などもしてくださり、お客様と先生のお話も盛り上がった様子でした
実際に織物を制作している方に会う機会は、産地にいかない限り難しいと思います
産地の雰囲気を感じていただき、産地とお客様の架け橋になれたら良いなと思っています
次回展示会 結城紬展 10月11日(金)~13日(日)
茨城県が世界に誇る文化遺産、結城紬の展示会を行います
当店、社長自ら産地に出向き、直接買い付けしてきました
また、産地からの特別出品もあります
茨城県出身の着物好きは是非もちたい結城紬の着物!
「茨城県出身だから結城紬を着る♪」
県外・海外へお出かけの際の一着に、ぜひ結城紬を!!