こんにちは、茨城県日立市の着物・振袖専門店「カメブ呉服店」です。
本日は、着物のリメイクについてです。
着なくなった着物を素敵なオリジナルな洋服等へリメイク
1月13日(金)、14日(土)、15日(日)実施の店内イベントでは、熊本県の注文婦人服メーカー「夢工房」さんからスタッフの方が来てくださり、着物リメイクのご提案をしてくださいました。
ます、驚いたのはパターンの豊富さです。コートからスーツまで、洗練されたデザインの見本をたくさん持ってきてくださいました。
反物のサイズの多くは幅37センチメートル、長さ11メートル。洋服を作るときに用いる生地は一般的に幅が1~1.5メートル前後あるので、反物ではボリューム感がでにくいそうです。絹の着物は裏打ちされ、洋服に仕立てるのに適した状態にするなどの工夫が目を引きました。
型紙を作るときに、小刻みに線を入れたり、生地を組み合わせたりと、一点ごとに素材も異なるのでデザインは気をつかうそうです。
ご注文されたお客様には、メーカーの方が採寸させて頂き、後日、完成品のお渡しです。完全オーダーメイドのお洋服、仕上がりが楽しみです。
最近、SDGsという言葉をよく耳にします。2015年9月に、150カ国を超える世界のリーダーが参加して開かれた「国連持続可能な開発サミット」で決められた国際社会共通の目標で、「17の目標」と「169のターゲット(具体目標)」で構成されています。
お店に当てはまるのは、「目標12:つくる責任つかう責任」になるでしょうか。
多くの製造工程が必要な衣料品は、環境に負荷を与えていると言われています。
着なくなった着物をリメイクすることは、まさに持続可能な消費と生産ですよね。
この取組がもっともっとお客様に知ってもらえたら良いな、と感じた1月の店内イベントでした。
2月の店内イベントでは、皮革製品の修理を承ります!
ご自宅に壊れてしまった皮革製品はありませんか?
2月の店内イベント(2月3日(金)、4日(土)、5日(日)実施)では、お店に職人さんをお招きして皮革製品の修理を行います。
バッグや靴など、どんなものでもお持ちください。お見積りお受けいたします。
大切なものを長く使っていくことも、持続可能な消費と生産ですね!