こんにちは、茨城県日立市の着物・振袖専門店「カメブ呉服店」です。
本日は、着物の保管についてのご紹介です。
着物 保管 桐タンス 桐衣装箱 春日部
着物の保管には桐タンスが定番です。
その理由は、桐は、透湿性が高く、通気性も優れているため。
湿気によるカビや虫食いから保護することが出来ます。
防湿性という観点から、日本特有の高温多湿の気候風土には最も適しています。
また桐は、発火点が高く熱伝導がとても低いので燃えにくく、また熱を受けても割れにくい性質をもっています。
桐ダンスに火がついて表面が黒く焦げてしまっても中まで熱を伝えにくく、衣装を守ってくれます。
今よりもずっと繊維製品が貴重だった時代、着物などの衣類は桐ダンスに大事に保管されていました。
旧家の蔵の桐タンスなど、圧巻です。
着るものをたくさん持っているということが、富の象徴の一つでした。
1月12日(金)~14日(日)の3日間、お店では春日部の桐タンスの展示・販売をいたします。
春日部桐タンスの起源は江戸時代。
日光東照宮の運営に参加した工匠の一部が、当時桐が豊富にあった春日部に滞在し、住み着いたことに始まるそうです。
期間中、春日部より職人が来店し、桐の歴史・伝統工芸について色々なお話を聞くことができます。
現在は、TPOに備えた最低限の着物を持つくらいで良い、とお考えのかたも多いと思います。
着物、長襦袢、帯、小物類まで保管できる、桐衣装箱もご用意しております。
着物の収納アドバイス等、ぜひこの機会に収納に関するお悩みもご相談ください。
まずは店内でご覧になってみてください!
1月12日(金)~14日(日)は初売り♪
初売りにぜひいらっしゃってください。
上記の春日部の桐タンスのお取り扱いの他、「米沢織の彩展」と題して、さまざまな米沢の織物をご紹介します。
期間中だけの、産地協賛期間価格品もご用意しております。
また、選べる鼻緒の草履をご用意!
盛りだくさんのカメブ呉服店の初売りです。